【ご注意ください】
モザイク加工してありますが、手術後に縫った傷の画像を掲載しています。
エマの左胸にぷくっと膨らんだ柔らかい何かを見つけたのは、今からちょうど3年前のことでした。
間もなくして、同じような膨らみを右前脚の付け根にも発見。
それが悪性の腫瘍であることも考えられたので、すぐにエマをかかりつけの病院へと連れて行き、診察と検査を受けました。
こんにちは。
アズワンの高木です。
検査の結果、エマの体にできたその膨らみは、脂肪腫であるということが判明しました。
脂肪腫とは、皮下組織にできる脂肪の塊のことで、犬だけでなく人間の体にもできるものです。
基本的に脂肪腫に悪性のものはありませんが、関節の近くにできたものが大きくなったりした場合、日常生活上の動作に支障を来す場合があります。
エマの体にできた脂肪腫ももちろん悪性のものではなくサイズも小さかったので、獣医さんと相談の上、切除手術はせずにそのまましばらく様子を見ることになりました。
その後、エマの脂肪腫は大きくなることも小さくなることもなく、エマの体調に大きな変化が現れることもありませんでした。
しかし、つい先日のこと、エマの体を触ってたら、首と背中の間の皮下に硬い塊のようなものを感じました。
翌日、エマを病院に連れて行って診察を受けたところ、「脂肪腫が固まったものが皮下にある」と診断されました。
そして、「今までの二つの脂肪腫と違って、これは皮膚に癒着している可能性があるから切除したほうが良いと思う」と、獣医さんから助言がありました。
エマは心臓が弱っているので麻酔はできるだけ避けたかったのですが、後になって手術が大掛かりなものになるのも困るし、気になっていた柔らかい二つの脂肪腫も同時に切除できるとのことだったので、思い切って手術してもらうことにしました。
手術は無事に成功しました。
簡単な手術だったとしても、高齢で心臓が弱い犬への麻酔の使用はとても心配です。
手術自体は大掛かりなものではないので、手術を受けた日の夜にエマは帰宅しました。
帰宅後のエマはいたって元気で、飛んだり跳ねたり立ち上がったりと、縫った傷口が開いてしまうのではないかという勢いでもう大騒ぎでした。
朝食は抜きだったということもあって、夕食はいつも以上の速さで平らげました。
とりあえず、しっかり飲み食いしてくれていると安心です。
ただ、手術痕は予想よりも大きなもので、傷口がしっかりふさがるまでどれくらいかかるのだろうか…と思うくらいのものです。
避妊の手術よりも傷は大きなものでした。
抜糸は10日後、しばらくは過激な運動と散歩はお休みです。
エマのストレスが溢れないように、家の中でできる簡単な運動やゲームで遊んであげようと思います。
今回の手術では、決して安くはない医療費が必要となったわけですが、加入しているペット保険のおかげで負担は医療費合計の50パーセントだけ。
こういうときには、本当に保険に加入していて良かった…としみじみ思います。
ペット保険に加入していると、急な手術でも費用のことで迷わずに受けることができるわけです。
しばらくの間、エマはハイテンション禁止です。
ゆっくりおとなしく寝ていてもらわないと…ですが、舐めグセのあるエマ、口が届く胸の傷を舐めるような気がして心配です。
舐めるようなら、またエリザベスに仕事してもらうことになりそうです。
asone : j.takagi
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